ハードロックのプロトタイプを作り上げたジェフ・ベックの『ベック・オラ』
1: 湛然 ★ 2023/10/30(月) 06:01:00.68 ID:dk4iXeKJ910/29(日) TEXT:河崎直人 OKMusic
https://news.yahoo.co.jp/articles/e481c1186d6466231838d67808d326a3d4a8cefc
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20231029-00010000-okm-000-1-view.jpg![]()
OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!』のアーカイブス。今週はジェフ・ベック・グループとしての2作目となる『ベック・オラ』を紹介する。(※中略)
◆ロックンロールからロックへ
ロックンロールが誕生した時、過激なダンス音楽だと言われ、良識ある(=古臭い、旧態依然とした)大人たちからは毛嫌いされていたわけだが、今からすれば当時のロックンロールは不思議に感じるぐらいおとなしい音楽で、同時代のR&Bやジャンプブルースのほうがもっと過激であった。ただ、表面的にはおとなしいが、その裏には過激で既存の価値観を壊すべく生まれた音楽であったことは間違いない。要するに、生まれたばかりのロックンロールスピリットは70年代のパンクスピリットとほぼ同義であり、若者が本来持っているエネルギーが噴き出す火口のようなものでもある。
しかし、当時ロックスピリットは表立っては定義されることがなかったために、ロックンロールからロックスピリットのエッセンスを抽出するためには、60年代半ば過ぎまでの時間が必要であったのだ。60年代にアメリカで登場したガレージロックやサイケデリックロックのグループは、ロックスピリットのエッセンスが凝縮されてはいたが、メジャー契約をしていないだけに、その精神は簡単には広まらなかった。
60年代半ばになるとアメリカではビートがこなれ(白人化していく)てきて、タイトな8ビートが増えていく。イギリスではロックンロールとブルースが相互に影響し合い、演奏技術が大幅に向上した時期である。イギリスはロックの本場ではないだけに、ブリティッシュロックのミュージシャンたちはストイックに技術を習得していく。ブリティッシュ・インヴェイジョンの頃には、その技術を逆輸入したアメリカでも演奏技術が向上するのだが、まだフォークリバイバルやボブ・ディランの影響が大きく、“ロック”の進化はイギリスが一歩早かった。
◆1967年の転機
ロックがロックであるためには、ポップスの要素が強かったロックンロールの呪縛から放たれる必要があった。1967年になってジミヘンの『アー・ユー・エクスペリエンスト?』やビートルズの『 サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコの同名アルバム、ドアーズの『ハートに火をつけて(原題:The Doors)』、ピンク・フロイドの『夜明けの口笛吹き(※中略)』、クリームの『カラフル・クリーム』など、ロックンロールから見ると異端とも言えるロック作品がこの年に次々とリリースされることで、新しい“ロック”の輪郭が徐々に明確になっていく。(※中略)
◆本作『ベック・オラ』について
前作のリリース後、ドラムのミッキー・ウォーラーが脱退、代わりにトニー・ニューマンが加入した。今回はニッキー・ホプキンスが最初から参加しているので、統一性の取れたアルバム作りが可能となった。本作『べック・オラ』では、前作のハードなスタイルを活かすことに重点を置いてアルバムの制作は始まった。
収録曲は全部で7曲。ジェフ・ベックのギターは前作よりはるかに破壊力が増している。ビブラート、トーンアームを使ったベンド、フィードバック、スライドなどを駆使して、ロックギターとしてそれまでにないレベルの最高のテクニックを披露している。ジミヘンとはお互い影響し合っているだけに似たところもあるが、ジミヘンの整頓されたプレイと比べて、ベックの意表を突いたギターワークはまさに彼の独壇場だ。
タイトでシンコペーションを効かせたロン・ウッドとトニー・ニューマンのリズムセクションも素晴らしく、特にプレスリーのロックンロールをカバーした「オール・シュック・アップ」と「監獄ロック(原題:Jailhouse Rock)」の2曲は、ロックンロールからロックへの進化が明確に見てとれる仕上がりになった。ハードロックのプロトタイプとも言える「スパニッシュ・ブーツ」「プリンス(原題:Plynth(Water Down The Drain))」「ハングマンズ・ニー」「ライス・プディング」の4曲は、べックの長い活動の中でも最高位にランクされるギタープレイではないだろうか。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
●Spanish Boots
https://music.youtube.com/watch?v=PpxMOSABQmY
ネットの反応
トーンアームでなくトレモロアームだろw
あとジミヘンのプレイのどこが整頓されているんだよw
ロックとR&Rをいちいち分けているのは日本だけ
世間の評価はイマイチなアルバム
サウンドは真正面のハードロック作品でよく出来てると思うけどなあ
ジミヘンの真似ごとで印象良くないんだろうか
作れるけど発展させられない、ジェフ・ベックは天才っぽいことをやっていたただのギター小僧
毛嫌いする連中がジェフベックグループを持ち上げる。
>メジャー契約をしていないだけに、その精神は簡単には広まらなかった。
ブルーチアーをこう書いて残念がる知ったかも多い。
あれはカバー多いのが評価されないところか
演奏に重さが出てくるところがポイントよな
Vanilla Fudgeをコミックバンドという発想がわからん。
Blue Cheerもそうだが、どう見ても、サイケ、ハードロックバンドだろ。
Carmine Appiceのマシンガン風な爆裂なドラムは古臭くないし、
今聴いても強烈だ。個性が強いのにカヴァー・バンドのイメージが
定着してしまっているのが残念。
Beckの1stソロシングル”Hi Ho Silver Lining”を聴くと、違和感ばかり感じる。
Beckを意識しなければ、この曲は楽しく聴けるほうだ。
俺のJeff Beck Groupは第1期の頃で”Jailhouse Rock”が代表曲になるな。
センスないのかも知れないけど
なんかグチャっとしてて
The Yardbirdsの”Roger the Engineer”は聴き甲斐がある名盤。
BeckのストレートなギターとKeith Relfのトラッド調がこのアルバムの特徴。
1990年頃、このCDをレンタルで借りて、”Over Under Sideways Down”,”Jeff’s Boogie”を
よく聴いた。このCDにはシングルの”Happenings Ten Years Time Ago” /”Psycho Daisies”,
Keith Relfのソロシングル”Mr. Zero” / “Knowing”がボートラで収録されていた。
当時、The Yardbirdsは日本でもベスト盤CDがあったが、版権の所有者が
違ってた為、このアルバムの作品は収録されなかった。(Page期も同様)
泣きのギターだけ聴いておけば
充分だから
ペイジ ツェッペリンかっけー
クラプトン クリームかっけー
ベック わからん
ジェフは0から産み出すのは苦手なギタリストだよね
曲やらバンドやら全てお膳立てして後はギターを弾くだけですよ、だとすごいプレイをするけど
だからか、面白くないんだよ聴いてても
ヘタでも名曲を書くギタリストがいい
全部1970年より前の作品ばかりというのに注目
これって要は1970年のブラックサバスのパラノイドがあまりにもHR/HMすぎて
「これより前に何かないか」と探しているだけなんだよな
つまりこいつらも議論の余地のないHR/HMの元祖はブラックサバスであると
暗に認めてしまっているいうこと
ロックアンドロールはセックスを表す隠語。
揺れて転がるだからそのままの意味。
ちなみにジャズもセックスを表す隠語。
ジミヘンのイギリスデビューより先だし
ハードロック(ヘヴィメタ)の先駆けといったら、Zep, D.Purpleに定着してしまう。
Creamもヘヴィなイメージがあるから、そのへんは微妙。
俺の場合、Creamはサイケ(U.K.)ロックのほうのイメージ。
昔は、この頃の流行りのロックを”アート・ロック”とか言ってたな。
今じゃ、死語だけど・・・
ザック・ワイルドは元祖メタルはサバスじゃなくて
クリームのSunshine of Your Loveだと言ってる
サバスは典型的なヴァーティゴサウンド
グランジ流行った時に再評価され元祖かのように神格化されただけ
アーム使ってどうのこうのってあるからストラトか?
BECK-OLA裏ジャケはストラト弾いてるベックの写真が。。
そーいやベックがヤードバーズ時代に映画「欲望」の1シーンで、演奏トラブルでギターぶっ壊すが
あれ日本製とかってほんとかなw
ロッドの発言があったな、やめて、フェイセズやろうって思ってたのかも
それらを聞いて育ってる世代が多いからな
クリームのビデオの中で
これがとりあえずの定義(?)でそれの祖を探してるみたいな話?
それだとコミュニケーションブレイクダウンか
パラノイドだよね
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1698613260/