【テレ朝】G7広島サミット期間中に「中国・中央アジアサミット」開催で対抗か…専門家「アジア初のNATO連絡事務所を嫌がってる」
■G7広島サミット会場視察 総理の思い
(略)
■「中国・中央アジアサミット」開催?
そんなG7に対抗するかのような動きを見せているのが中国だ。
中国外務省は8日、「中国・中央アジアサミット」を陝西省の西安で開催すると発表。
日程は、G7サミット直前の18日から2日間で、カザフスタンやウズベキスタンなど5カ国の首脳が訪中するとともに、習近平国家主席が議長を努めると伝えられた。
なぜこのタイミングで、中国・中央アジアサミットを開くのだろうか?中国事情に詳しい近藤大介氏は、次のように話す。
近藤氏:「岸田総理への対抗意識を習近平主席が強く持ってると思います。習主席がモスクワに訪問に行った時に、岸田総理がゼレンスキー大統領に会いにウクライナに行くという電撃的なことがありました。G7を広島で開く時に重要なサミットを西安で開くことにしたと思います。しかも、一日早くですね。18日と19日という日程にしたことは、こちらを早く世界が報じることで、広島サミットの影響力を少しでも抑えたいという意図がみてとれる」
そして、サミットを行う中国の狙いについて、次のように話す。
近藤氏:「日本にアジア初のNATOの連絡事務所を置く予定なわけですね。これが非常に嫌なわけです。中国から見ると、東側の日韓がアメリカの方へなびいてしまうので、西側の中央アジア5カ国はしっかり固めておきたいと。そういう気持ちが強いんだろうと思います」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年5月15日放送分より)
テレ朝 [2023/05/15 14:07]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000299306.html